バランスではなく、ハーモニーへ
「バランスとハーモニー」
対極の言葉であるにも関わらず
混同して使う事が多い
バランスは、均衡
異なったものが
均衡を保っているという状態
ハーモニーは、調和
好ましい・平和的な
釣り合いを保っている状態
である
バランスを取ろうとする時、
一点に立ち
AとBの均衡をはかろうとするため
立ち位置から動かない
そして、
バランスを取ろうとすると、
得失、選択、諦めが伴うことが
ほとんどだ
ハーモニーには、
互いに良い影響を
与え合うことへ向かう
動き(流れ)がある
時は流れている
時代にも流れがある
事の流れがあり
この流れの中に
発見や進歩を見出す
機会が多い
心と体のバランスをとる
となると
心か体か、
どちらかを優先的に選択するような
どちらかが犠牲になるような
どちらかに目をつぶるような
そんな感覚をもつのではないだろうか
そもそも
心と体は、
この身にある
唯、一つのものなのだから
調和を目指す方が
自然だ
立ち止まって
バランスをとることに
必死になるより
動きながら
調和に向かうことが
人生という時の流れの中で
自然なことのように思う
万葉集には、
「言霊の幸ふ国(言葉の霊力が幸福をもたらす国)」
という表現が出てくる
日本人は、
特に大昔は、
言霊を意識していた
新時代では
「言葉の霊力」が
勢い良く力を発揮してくる
それを使いこなせるか否かで
人類の二極化が起こってくる
といわれている
バランスとハーモニー
均衡と調和
全く別の立ち位置にある言葉
であることを理解し
混同することなく
使うことで
魂が
輝きを増すように思う
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